今回は1度目の流産の時の事を書きたいと思います。
風疹の予防接種、甲状腺の問題、親知らずの手術の全てが落ち着いてやっと妊活・子作りを開始しました。
風疹や親知らずについては妊娠する準備段階でとても重要です
さらに私は甲状腺についても検査に引っかかったので大変でした
さらに私は妊活といっても最初は特に何もしませんでした。
・葉酸サプリを飲み始めた
・お酒、薬を飲まない
くらいで、温活や基礎体温をつけたりはしていませんでした。
アプリで生理周期を入れて大まかな排卵日を見るくらいでした。
2016年の4月から子作りを始めました。
そして2周期妊娠せず2016年6月に妊娠が発覚しました！
生理予定日の1週間前から、いつもと体調が違ってお腹は痛くなかったんですが下痢がずっと続いていました。
（あとから知りましたが、この下痢は体が異物を出そうとする流産の兆候でもあるそうです。）
そして生理予定日の2日前に我慢できずに生理日予定当日でもできる妊娠検査薬をしました。
すると、すぐに陽性反応が！
旦那さんと大喜びしたのを今でも覚えています。
週末だったので、月曜に産婦人科に連絡して受診しようと話していました。
翌日、旦那さんが仕事に行き家事をしていると違和感がありトイレへ
すると出血が！！
それも生理始めとは違って大量の出血でした。
旦那さんにすぐに連絡をしました。
日曜だった為、病院はやっていないし…
仕方ないので月曜まで待つことにしました。
不安で不安で仕方なかったのですぐにインターネットで調べました。
調べるとすぐに
“化学流産”
だとわかりました。
化学流産とは妊娠検査薬の感度が上がってきている為、妊娠超初期（着床してすぐ）でも陽性反応が出る事があります。
その為、妊娠検査薬で陽性反応が出ても病院のエコーでは胎嚢が確認できなかったり出血してそのまま生理になってしまう事を言います。
以前まではちょっと遅れた生理だと思われていたのが、妊娠検査薬の精度が上がっており妊娠に気づき流産だと落ち込む女性が増えているそうです。
私の場合、出血もだんだんと増えていに血の塊も出てきていた為「ぁあ〜もうこれは化学流産だろうな。もうダメだな。」と何故か冷静に判断していました。
そして次の日、産婦人科に電話すると「すぐに来てください」と言われたので旦那さんと病院に行きました。
内診をしてもらうと、ほとんど胎盤が出てしまい生理になってるとの事でした。
ピンセットで残ってる組織を取り出してもらい（多分、それが胎嚢だったそうです）病理検査に出してもらいました。
細胞が子宮に残っていると次の妊娠がしにくくなる為、必ず残ってる物は出さないといけないそうです。
私の場合はピンセットで取るくらいで済みましたが、胎盤や組織が自然に出てこない方はかき出し手術が必要になります。
先生は「よくあることだから。初期の流産は染色体異常がほとんどだからお母さんは悪くないよ。ただ生理がきてしまっただけだから。」と言われましたが私の頭は思考回路停止していました。
最後の先生の説明では
・陽性反応が消えるまでは子宮外妊娠 の疑いもある為、週に一度受診して陽性反応が消えるまで尿検査をする
・出血は生理よりも長く続く可能性があるが2週間程でおさまる
・強い腹痛、出血が増えたら子宮外妊娠の疑いがある為すぐに連絡をする
・子宮を休める為に子作りは2〜3周期生理を見送る
以上の説明をされました。
家に帰り落ち着いてだんだんと実感が湧いてきて泣きました。
いくら「初期の流産はお母さんのせいじゃなくて染色体異常だから」と言われてもやっぱり妊娠を継続させてあげられなかった事への申し訳なさとショックが大きかったです。
しかし、私の場合は生理として全て自然にでてきてくれたので子宮が傷つくことなく終わりました。
宿ってくれた命をこの世に産み落としてあげることはできなかったのですが、「お母さんの私の体を思って自分から出てくれたんだね」と旦那さんと話しなんて親孝行な子だったんだろうと思いました。
組織のかき出し手術は麻酔を使って行うのですが、少なからず子宮に傷がつくそうで人によっては次の妊娠がしにくくなる方もいるそうです。
流産は体だけではなく精神的ダメージがとても大きいです。
私の周りの友人にも初期に流産した人が多くて流産とは珍しくなく経験している女性は多いんだなと思いました。
そして、妊娠し出産するという事は奇跡で神秘的な事なんだと実感しました。
流産は女性にとって本当にショックな出来事でとても落ち込みます。
落ち込むのは当たり前ですし、それが普通です。
ですが最後に、一度お腹に来てくれた赤ちゃんに「ありがとう」と伝えてあげて頂きたいです。
すると赤ちゃんは安心してお空にいけると思います。
少し重たい内容になってしまいましたが、私の経験を残し誰かの参考になり心が軽くなれば幸いです。
ちなみに、この後2回目の妊娠をしますがこの妊娠も切迫流産になってしまいました。この記事を読まれた方にはぜひこちらも読んで参考にしていただきたいと思います