我が子の熱性痙攣体験&対策

熱性痙攣 ベビー関係

どーも、ぽちゃかです。

ついに、、、、

ついに我が子でも恐れていた事態が発生してしまいました。

それは、タイトルにもあるように熱性痙攣です。

1歳3ヶ月で初の熱性痙攣です。

熱性痙攣の症状についてはネットやSNSなどで目にはしていましたが、実際我が子が熱性痙攣になるととても焦ります

熱性痙攣だとわかっていても焦ります、痙攣中は我が子が可哀想すぎて泣きそうになりました。

もちろん熱性痙攣後は直ちに病院に行き、小児科医に診ていただきました。

そこで、今回は我が子の熱性痙攣の経験を踏まえ、担当の小児科医にもいろいろ聞いてきたので、熱性痙攣と痙攣時の対応についてご紹介したいと思います。

注意:医学的な内容については担当の小児科医の見解であり、医師によって見解が異なる可能性もあるので、これが全てではなく、あくまでも参考にしてください。
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「発熱から熱性痙攣になるまで」

ちなみにこの写真は別日に撮影した「ぐったりしてる風」の関係ない写真ですw

本題に戻りまして、、、

発熱に気づいたのは娘を朝起こしに行った時です。

いつもなら私が子供部屋の扉を開けた瞬間に娘もベビーベッドの中で直ぐに立ち上がりこちらを見るのですが、この日は体をプルプルさせながらベビーベッドの柵につかまって立ち上がっていました

夜寝る前にはいつも熱を測っているので、寝ている間に発熱したのだと思います。

抱っこした瞬間に体が熱かったので

ぽちゃか
あらら、これは風邪ひいたな~

と思いながら体温を測ると38.1度ありました。

いつも寝る前に娘の体温を測るのですが、前日の寝る前には熱がなかったので、おそらく夜中くらいに発症したのだと思います。

幸いにも旦那さんが休みの日だったので朝ごはんを食べさせた後、素早く準備をしてかかりつけの小児科へ行きました。

小児科医「鼻は出てるけど、喉も赤くないし耳もなんともないから、ただの風邪だとおもうよ~」

との事で、解熱剤の座薬のみの処方でその他はなにもありませんでした。

ちなみに娘の発熱は今回で3回目でした。

病院の帰りに、アクアライトを買いだめして家に帰りました。

朝起きた時はまだ元気だったのですが、病院から帰ってきて、昼ごはんを食べて昼寝をした後くらいからは明らかに元気がない感じでした。

昼寝後の15時に熱を測ると39.1度あったのと、とてもしんどそうだったので、座薬を入れてあげました。(←この時は熱が上がりすぎると熱性痙攣になると思っていました)

30分後に再度熱を測ってみると39.2度でした。

ぽちゃか
座薬効かへん!!どうしよ!!

と思ってもどうする事も出来ないので、とりあえず娘を興奮させないようにそっとしておきました。それでも子供ってしんどいはずなのに、、、

フラフラしながらでも遊ぶんですよね。親の心配をよそにしてw

でも、次第に遊ばなくなり旦那さんの膝の上に座り大人しくテレビを見始めました

するとその時です、旦那さんが

旦那さん「熱性痙攣や!!!」

と言いながら娘を床に寝かせました。私はすかさずスマホでムービーを撮影しました(←動画は撮る方が良いと知っていたの発症してすぐに撮影できました)

熱性痙攣中は時間経過とともに顔が青白くなっていき、思わず泣いてしまいました。

その後、熱性痙攣は4分程度で終わり、旦那さん曰く

娘が膝の上で座ってたところ、急に体がビクっ!!となって硬直したので熱性痙攣だとすぐにわかった」との事でした

時間は17時でした。かかりつけの小児科は午後休診だったので、近くの総合病院に連絡をしてすぐに病院に向かいました。

病院につくと救急外来ですぐに診てもらいました

小児科医「痙攣はもう治ってるねー」

痙攣の動画を見せると

小児科医「熱性痙攣ですね、左右対称で5分以内に治ってるから単純型の熱性痙攣ですよ、念のためダイアップ坐剤いれときますね」

私は訳もわからず

ぽちゃか
あっ、、、はい。

と返事をしたのですが、もう少し調べておくべきだったと後悔しています。

熱性痙攣に使う座薬ダイアップ坐剤とは

一カ月検診で赤ちゃんが麻疹の免疫抗体聞いてきた

ダイアップ坐剤とは簡単に言うと痙攣を予防する座薬のことです。

しかし、最近の熱性痙攣のガイドライン(←お医者さんのマニュアルブック的なモノ)ではダイアップ坐剤は単純型の熱性痙攣への投薬は推奨されていません。

単純型の熱性痙攣とは?

  • けいれんの持続時間が長く15分以上
  • けいれんが体の半分とか、体の一部に起こり局所性である
  • 一度の発熱で繰り返しけいれんが起こったり、発熱後24時間以後に起こったりする

この三つのうちどれか一つでも当てはまれば複雑型、一つも当てはまらなければ単純型です。

そんなの医者でもない私が分かる訳もなく、その時はただただ心配で仕方ありませんでした。

投与後、30分間再発がないか観察して、再発しなかったので帰宅しました。

さらに医師からの指示で1回目のダイアップ坐剤投入後から8時間後に2回目のダイアップ 坐剤を入れてくださいと言われたので

8時間後の深夜2時に再度ダイアップ坐剤を入れました。

その後は二日間は熱が上がったり下がったりを繰り返してそこからは平熱になったのですが、、、、

一番辛かったのは

ダイアップ坐剤の副作用でした

ダイアップ坐剤の副作用

乳児湿疹にステロイド

注:この写真も別日に撮ったぐったりしてる風の写真ですw

熱性痙攣後、帰宅してから娘はもの凄くぐったりしていて目はうつろでした。

ぽちゃか
熱でしんどいんかな~

くらいにしか思っていなかったのですが

2日目も目はうつろ、歩くのもフラフラ

さらには平熱に戻った3日目も目はうつろで歩くのもフラフラ

熱性痙攣ってこんな風になるの?と思っていたのですが、ダイアップ坐剤について調べると

ダイアップ坐剤の副作用には

ふらつき眠気興奮歩行失調頭痛言語障害喘鳴気道分泌過多白血球減少症悪心嘔吐

などなど、かなり怖い副作用ばかりで

おそらく娘のふらつきや目がうつろなのはダイアップ 坐剤が原因だと考えられます。

さらに、東京大学大学院薬学系研究科の研究では

ダイアップを使用する事で将来「てんかん」の発生率を高める危険性があるとも言われています。

高熱を出したのは今回で3回目で、熱性痙攣は初めての事でした。初めて熱性痙攣を見た時は不安で不安で

大袈裟と思われるかもしれませんが熱性痙攣を発症したときは

「このまま死んでしまうんじゃないかな??」

くらいまで思いました。ある程度知識があればここまで不安になる事はないと思うので

みなさんの不安を解消する為にも、小児科医から聞いた事を下記にまとめたので、予備知識として参考にしてください。

熱性痙攣は解熱剤で熱を下げてもおきる

私も高熱が原因で熱性痙攣になると思っていました。解熱剤の座薬をいれて熱を下げれば熱性痙攣の予防になると思っていたのですが

お医者さん「座薬はとくに関係なし、37度台でも熱性痙攣を発症する子は発症する」

それと、よく発熱時に使われがちな

熱さまシートは

全く意味ないそうですwww

ぽちゃか
ええええええええええええええ!!!!!!!!!

熱性痙攣を発症する確率

熱性痙攣を発症するのは生後6ヶ月から5歳くらいまでで、熱性痙攣を発症する確率は約8%程度

さらに二回目の熱性痙攣を経験するのはさらにその半分以下。

熱性痙攣時は動画撮影を!!

これ、親心としてとても精神的にキツイです。苦しんでる我が子をなにもせずに動画で撮るなんて辛すぎです

私は泣きながら撮ってました。

とにかく熱性痙攣の症状をお医者さんに伝えるのはビデオで撮って見せるのが一番です。

熱性痙攣は

どんな痙攣が何分続いたかが重要で

  • 痙攣が左右対象なのかどうか?
  • 局所的に痙攣がでていたか?

などが熱性痙攣を見極めるポイントなのですが、初めて熱性痙攣になった我が子に対して私のような新米ママが冷静に子供を観察できる訳がない!!

冷静に観察して、症状をお医者さんに説明できるのなら必要ないですが、私と同じ境遇になる方は可能な限り撮影するのが一番です。

熱性痙攣で脳に障害が起こる事は無い

私も含め皆さんが一番心配なのはここだと思います。

お医者さん「熱性痙攣が何度怒ってもう脳に問題は無い、マウス実験で30分くらい熱性痙攣を起こさせた場合に、ちょっと脳に関係あるかな?程度で、通常熱性痙攣が30分も起こる事は少ない、だいたいの場合、熱性痙攣は5分以内でおわる」

また、痙攣後は脳が過剰になったあとなのでかなり疲れるため、痙攣後にぼーっとしているのはそのせいで、決して熱性痙攣で頭がおかしくなったわけでは無い。との事でした。

医者として気にするのは高い熱の場合

脳炎、脳症なのかどうかが問題で

医者の立場としては、この症状が

熱性痙攣なのか、脳炎・脳症なのかどうかを診察している。

なので、子供が高熱の時、呼んでも向かない、反応ない、目が合わないなどがあれば受診してくださいとの事でした。

ダイアップ 坐剤を入れた後

痙攣予防のダイアップ 坐剤を入れた後はボーッとするので、歩いてフラフラして壁にぶつかったり転けたりしないようにしてあげる。

まだ、病院で受診した際は直ぐにダイアップ 坐剤をいれると他の病気と区別がつかないので、ほかの病気が潜んでないか確認してから入れるそうです。

ダイアップ 坐剤は熱性痙攣予防の為に1回目の投薬から8時間後に2回目を投薬します。

「解熱剤の座薬使用について」

ダイアップ 坐剤は痙攣抑えるだけ、解熱剤の座薬を入れるなら30分後に入れる。しかし、熱は体の免疫機能で熱をあげて対応しようとしてるのに下げるのは良くない

解熱剤は、熱がずっとあればしんどいから座薬をいれてあげるもので、例えれば、虫歯の痛み止めのようなもの。

食べれたり飲めたらいらない。しんどくて寝れない時などは入れるのもアリだが、基本的に解熱用座薬の使用は

オススメはしない。

また、解熱用の座薬を使用してもウイルスの勢いがあると熱は全然下がらないし、0.5度くらいしか下がらない時もある。←まさしく我が子がそうでした。

ご飯を食べていれば本当に安心

お医者さんも一番強くおっしゃってたのが

お医者さん「ご飯を食べれていればひとまず安心です」

風邪の時に一番良くないのが

脱水と低血糖

そもそも赤ちゃんは体がちいさく、体内に貯蓄されているエネルギーはたかがしれています

ご飯を食べれない時が数日続くと体内の栄養分はすぐになくなってしまい、風邪の時に食べれていないと、ウイルスと戦うエネルギーがなく、風邪が長引いてしまいます。

でも、赤ちゃんって風邪だと全然ご飯食べれなくても、身体が熱いからか水分はごくごく飲みませんか?

お茶とかはあまり飲みたがりませんが

アクアライトとかってごくごく飲みます。

ご飯が食べれていなくても、アクアライトなどで糖分と塩分と水分補給ができれば、それらがエネルギーになるので、風邪の時の水分補給は

os-1やアクアライトが良いです。

ちなみに、一般的に風邪の時に良いと言われている

ポカリスエットやアクエリアスは塩分が少ないので風邪の時にはベストな飲み物ではないらしいです。

風邪の時はやっぱりos-1やアクアライトがオススメだとお医者さんもおっしゃられていました。

熱性痙攣で頭はおかしくならない

高熱や熱性痙攣で頭がおかしくなる事はない。そもそも後遺症が残るのは痙攣や高熱のせいではなく

細菌性髄膜炎などによって脳に異常が起こることで後遺症がでる。細菌性髄膜炎は高熱や痙攣を伴うことがあり、それらと混同して勘違いが生まれてます。

肺炎球菌も髄膜炎を発症します。

また、インフルエンザが原因で起こるインフルエンザ脳症なども痙攣を起こす事があります。

なので、単なる熱性痙攣と髄膜炎や脳症などによる痙攣とでは発生した原因が異なるため

熱性痙攣を極度に心配する必要はない、熱性痙攣を予防するのではなく

髄膜炎や脳症を予防する為に

ヒブや肺炎球菌、インフルエンザなどの予防接種が大切なんです。

これらを打っていれば危険な痙攣は回避できるのでひとまず安心できます。

最近流行りの自然派育児などで予防接種を打たないママも増えてるみたいですが

私は絶対に予防接種を打ちますね。

予防接種を打たずに

もし、我が子が髄膜炎や脳症になった時は悔やんでも悔やみきれないですからね。

以上!!我が子の熱性痙攣体験&対策でした

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